脂肪吸引の概要


脂肪吸引は、外科的な手術により、脂肪細胞そのものを除去する方法です。 カニューレと呼ばれる、金属性のストローのような細い吸引管を使って、脂肪細胞を吸引していきます。この際に除去できる脂肪は、皮下脂肪のみです。内臓脂肪は取り除くことはできません。現在では、技術向上により、頬、顎、上腕部(二の腕)、腰回り、腹部、お尻、太もも、ふくらはぎ、足首などあらゆる部分での施術が可能となっています。吸引した脂肪を、胸などに再注入することもできる「脂肪注入法」もあるみたいです。しかし脂肪自体はとても軽いものなので、脂肪を吸引しても体重はあまり減りません。部分的なシルエットを改善するのに適した方法といえるでしょう。


メリット

一度脂肪吸引をすれば、そこの脂肪細胞は二度と増えないので、リバウンドすることも、ほとんどありません。(食べ過ぎた場合は、残った脂肪細胞が膨れ上がってしまうことはあります)個人差もありますが、一般的に臀部・太もも→大腿→腹部→上腕→ふくらはぎ・足首の順に脂肪効果が期待できるようです。


デメリット

身体への負担もそれなりに大きくなってしまうことがリスクとして挙げられます。身体への負担を考えると、一度に広範囲(お腹と太ももを同時に行うなど)の吸引はできません。吸引する際に、毛細血管を傷つけることになりますから、どうしても腫れてしまいます。腫れの度合いは、医者の経験や技術にも左右され、回復するまでにある程度の期間が必要になってきます。また、脂肪吸引した跡が、凸凹になってしまう可能性もあります。これは施術する人の技術が未熟だった場合に起こってしまうようです。施術の際に、均一に吸引できていれば、凸凹になることはありません。


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[美容整形解説所]